2024.11.18
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住みながら不動産売却する方法とは?メリットや注意点も解説
この記事のハイライト
●住みながら不動産売却をおこなう方法は売り先行やリースバックなどがある
●新居の住み替え費用を確保できるなどのメリットがある一方で生活感が出やすいなどのデメリットも生じる
●住みながら不動産売却する際は注意点にも着目することが大切
不動産売却の際、住みながら売ろうとお考えの方もいらっしゃることと思います。
空き家にして売り出すケースが多いため、居住中の売却は、内覧者に良くない印象を与える可能性があるのも事実です。
今回は住みながら不動産売却するコツや方法、メリットや注意点を解説します。
横浜市や川崎市、湘南エリアで不動産売却をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
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目次
- 1. 住みながら不動産売却する方法
- 2. 不動産売却を住みながらおこなうことのメリット・デメリット
- 3. 住みながら不動産売却する際の注意点
- 4. まとめ
住みながら不動産売却する方法
まずは、住みながら不動産売却する方法をご紹介します。
売り先行と買い先行
不動産の売却方法には、売り先行と買い先行があります。
売り先行とは、今の家を先に売却し、そのあと新居を購入する方法となります。
売却利益をそのまま新居の購入資金に充てられるので、資金計画をしっかり立てられるのがメリットです。
新居における予算(上限額)を把握しやすいのも、売り先行のメリットといえるでしょう。
買い先行とは、先に新居を購入する方法です。
現在の家の売却利益で購入するわけではないので、じっくり新居を探せます。
また、売り先行の場合、新居が決まっていない場合は仮住まいの確保が必要です。
住みながらの不動産売却は売り先行にあたります。
方法2:リースバック
住みながら不動産売却する方法として、リースバックも挙げられます。
リースバックとは不動産会社に家を売却し、家賃を支払い売却した家に住む方法です。
不動産会社が買主になるので、住みながらでもスムーズな売却をおこなえ、引っ越しも必要ありません。
住み慣れた場所から離れなくて済むことや、生活環境を変えなくて良いのがリースバックの大きなメリットといえるでしょう。
売却利益で住宅ローンを完済したり、売却したあとゆっくり新居を探したりすることも可能です。
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不動産売却を住みながらおこなうことのメリット・デメリット
続いて、住みながら不動産売却をおこなうことのメリット・デメリットをご紹介します。
メリット1:住み替え費用を捻出できる
メリットとしてまず挙げられるのが、住み替え費用を捻出できることです。
先述したとおり、売り先行の場合は売却利益を新居の購入資金に充当できます。
家の購入資金だけでなく、家具や家電を購入したり引っ越し代金に充てたりすることも可能です。
その反面、買い先行の場合は新しく住宅ローンを組むことが多いため、売却できないと二重でローンを返済しなければなりません。
住みながら不動産売却すれば、金銭的な負担を抑えながら住み替えできるのがメリットです。
メリット2:引っ越し後の生活をイメージしてもらいやすい
引っ越し後の生活をイメージしてもらいやすいのも、住みながら不動産売却をする場合の大きなメリットです。
住みながら不動産売却する場合、家具や家電などがそのままの状態で内覧をします。
空き家に比べてその家での生活をイメージしやすくなり、購買意欲の向上にもつながります。
実際に暮らしている様子を見学できるのは、居住中ならではのメリットといえるでしょう。
メリット3:家の劣化を防止できる
メリットとして、家の劣化を防止できることも挙げられます。
空き家の場合、掃除や換気がおこなわれないため、家が劣化しやすいデメリットがあります。
人が住んでいれば、日常生活のなかでおこなう掃除や手入れ、換気によってカビや湿気の発生を抑制します。
空気が動いたり流れたりするため、無意識のうちに家の劣化を防いでいるのです。
住みながらの不動産売却は、このように家の劣化を抑えながら引き渡しできるのがメリットになります。
メリット3:住んでいるからこそわかる魅力や欠点を伝えられる
住みながら不動産売却すると、住んでいるからこそわかる魅力や欠点を内覧者に伝えられます。
空き家の場合、内覧時は不動産会社が立ち会うのが一般的です。
しかし、居住中であれば内覧者と顔を合わせることができ、直接話すこともできます。
魅力だけでなく、住んでいるからこそわかるマイナスポイントを伝えれば、売主に対する信頼度がアップするかもしれません。
内覧者の質問にも直接答えられるのが、住みながら不動産売却するメリットです。
デメリット1:生活感が出やすい
デメリットとしてまず挙げられるのが、生活感が出やすいことです。
空き家に比べて、その家での生活をイメージしやすくなるのがメリットですが、場合によってはイメージダウンにつながる可能性があります。
不動産売却では、内覧時の第一印象が購入の可否を決めるといっても過言ではありません。
そのため、できる限り生活感が出ないよう整理整頓を心掛けるようにしましょう。
デメリット2:リースバックでは売却価格が安くなる
リースバックを利用する場合、売却価格が相場より安くなるのがデメリットです。
不動産会社は買い取った不動産を将来的に売却します。
そのため、買取の際は相場より安く取引されるのが一般的です。
また、家賃は周辺相場ではなく買取価格を基準に決定します。
買取価格の10%ほどとなるため、賃貸物件を借りるより家賃が割高になるのもデメリットといえるでしょう。
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住みながら不動産売却する際の注意点
最後に、住みながら不動産売却する際の注意点をご紹介します。
注意点1:すみずみまで掃除する
注意点としてまず挙げられるのが、すみずみまで掃除をおこなうことです。
モデルルームとはいかないまでも、なるべくすっきりした状態で内覧者を出迎えてください。
掃除とともにやっておくべきことや注意点は、下記のとおりです。
- ・不用品は処分しておく
- ・普段使わないものは実家やトランクルームなどに預ける
- ・キッチンや浴室などの水回りはハウスクリーニングを検討する
- ・ベランダや庭の手入れも忘れない
不用品がある場合は、あらかじめ処分しておくことをおすすめします。
アウトドアや季節ものの用品といった普段使わないものは、預け先があれば事前に預けておくようにしましょう。
また、水回りは劣化や生活感が出やすい場所です。
ご自身で掃除するのが難しい場合は、プロの手を借りるのも1つの方法です。
内覧時はベランダや庭もチェックされることが多いため、草刈りや手入れもおこなっておきます。
不動産売却を成功させるためには、とにかく「ここに住みたい!」と思ってもらうことが大切なので、万全の状態で内覧日を迎えましょう。
注意点2:新居の事前調査をおこなっておく
住みながら不動産売却する際の注意点として、新居の事前調査をしておくことも挙げられます。
売却が決定したあとは、引き渡しまでに引っ越しをしなければなりません。
新居がすぐに見つかるとは限らないため、売却のタイミングによっては仮住まいやホテル暮らしが必要になる可能性があります。
金銭的な負担が大きくならないよう、売却活動と新居の事前調査を平行しておこなうことが大切です。
注意点3:内覧の機会を逃さない
内覧者のスケジュールに合わせ、内覧の機会を逃さないことも注意点の1つです。
内覧するということは家に興味があるということなので、売却期間中はいつでも内覧してもらえるよう、スケジュールを調整する必要があります。
内覧は週末に集中しやすいので、予定を空けておくようにしましょう。
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まとめ
住みながら不動産売却するコツや方法、メリットや注意点を解説しました。
居住中の売却にはデメリットや注意点もありますが、ポイントを押さえておけばスムーズな売却が見込めます。
弊社では、横浜市や川崎市、湘南エリアでの不動産売却をサポートしております。
住みながらの売却をお手伝いいたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。